Gehirn MTA SMTP API サブミッションポートで認証が必須になりました

平素より Gehirn Web Services をご利用くださりありがとうございます。

Gehirn MTA サブミッションポートをご利用の際、 SMTP AUTH による認証が必須になりましたのでご案内いたします。

サブミッションポートとは TCP/465 及び TCP/587 ポートを指し、メール送信の際に利用するポートです。

従来よりメール送信の際には認証を必要としておりましたが、一定の条件 [1] を満たす場合は認証せずにメールを送信することが可能となっておりました。

今回の変更により、サブミッションポートを利用する場合は例外なく SMTP AUTH による認証が必須となります。

なお、これまで SMTP AUTH が不要となっていたケースは限定的で通常のご利用方法には該当せず、またサポートセンターのマニュアルでも SMTP AUTH をご利用するようご案内していたことから、今回の変更による影響は極めて限定的と判断しております。

脚注

[1] SMTP AUTH が不要となっていた条件

下記の全ての条件を満たす場合に SMTP AUTH を利用せずメールを送信できておりました。

  1. TCP/465 または TCP/587 を利用している
  2. SPF 認証に関する以下のいずれかの場合
    1. 送信元アドレス( mail-from )の有効な送信元として接続元 IP アドレスが指定されている
    2. 送信元アドレスに有効な SPF レコードが存在しない
  3. 送信先アドレスが Gehirn MTA を利用し、有効な受信ルールを設定している

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