Gehirn MTA の SMTP API サブミッションポートにおける TLS 1.2 未満のサポートを終了します

平素より Gehirn Web Services をご利用くださいましてありがとうございます。

Gehirn MTA では、メール送信にご利用いただく SMTP API サブミッションポートにおいて、 TLS 1.0 および TLS 1.1 のサポートを2025年4月30日限りで終了することになりましたのでお知らせいたします。

対象となるエンドポイントは以下の通りです。

  • mx.mta.gis.gehirn.jp:465
  • mx.mta.gis.gehirn.jp:587

この変更により、2025年5月1日以降、サブミッションポートでご利用になれる TLS バージョンは TLS 1.2 と TLS 1.3 となります。

Gehirn Web Services ではすでにコントロールパネルや HTTP API における TLS 1.2 未満のサポートを終了しておりましたが、サーバー環境を含むより広範な環境からのアクセスがある SMTP API では TLS 1.0 および TLS 1.1 のサポートを継続しておりました。

TLS 1.2 の制定から17年、 TLS 1.3 の制定から7年となる2025年現在では、 SMTP API における TLS トラフィックの 99.98% 以上が TLS 1.2 以上となり、認証済みのトラフィックにおいては TLS 1.2 未満は皆無となったことを確認しております。

このことから、2025年4月30日をもって TLS 1.0 および TLS 1.1 のサポートを終了することとなりました。

なお、メール受信に用いられる tcp:25 エンドポイントでは引き続き TLS 1.0 および TLS 1.1 をサポートするほか、メール配送先の相手方 SMTP サーバーによっては TLS 1.0 または TLS 1.1 で通信することがあります。

ゲヒルンでは今後も適宜 TLS バージョンや暗号スイートの見直しを行い、最適な環境を提供できるようアップデートを行ってまいります。今後とも Gehirn Web Services をよろしくお願いいたします。

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