Gehirn DNS を解約し、他社ネームサーバーを利用したい
Gehirn DNS を解約し、 Gehirn DNS で管理している DNS ゾーンを外部の権威ネームサーバーに移管(転出)する手順を知りたい。
回答
Gehirn DNS で管理されている DNS ゾーンを他社のネームサーバーサービスまたはご自身で管理されているネームサーバーに移管する手順は以下の通りです。
下記の手順が安全な権威ネームサーバーの移管手順となり、順番通りに行うことでダウンタイムの発生を防ぐことができます。
STEP0 移管先ネームサーバーを用意する ¶
詳細は、移管先ネームサーバーのサービス提供者または管理者にお問い合わせください。
STEP1 移管先ネームサーバーにゾーンデータをインポートする ¶
Gehirn DNS のゾーンデータをエクスポートし、移管先ネームサーバーにインポートします。
ただし、ネイキッドドメイン (zone apex) の NS リソースレコード (`@ IN NS`) は、移管先のネームサーバー名に置き換えます。
他社のサービスをご利用の場合、ご契約直後の初期状態で目的の NS リソースレコードが設定されていることがあります。ご不明の場合は、サービス提供者または管理者にお問い合わせください。
STEP2 Gehirn DNS から移管先ネームサーバーに委任する ¶
Gehirn DNS にてゾーンデータ内のネイキッドドメインの NS リソースレコードを更新し、ゾーンを移管先のネームサーバーに委任します。
ここで設定する NS リソースレコードは、 Step. 1 で設定したものと同一となります。
STEP3 レジストラにてネームサーバーを切り替える ¶
ドメイン名を登録したレジストラにて、権威ネームサーバーを Gehirn DNS から移管先のものに切り替えます。
この設定は多くのレジストラにて、単に「ネームサーバー設定」と呼ばれています。詳細は、ご利用のレジストラにお問い合わせください。
STEP4 ネームサーバーの切り替えの完了を待機する ¶
Step 3 で実施したネームサーバーの切り替えが完了するまで待機します。完了まで概ね 24 時間から 48 時間程度を要します。
これは、 Step 3 で変更したネームサーバーが委任情報として TLD ネームサーバーに登録された後、世界中に分散するキャッシングリゾルバー( DNS キャッシュサーバー)が保持する古い委任情報が破棄されるまでの時間( TTL )です。
このキャッシングリゾルバーは世界中の組織・個人が独自に管理するため、待機時間を短縮することはできません。
STEP5 Gehirn DNS のゾーンを削除する ¶
これまでのステップにより、権威ネームサーバーの移管は完了しています。
Gehirn Web Services の追加のご利用料金が発生しないよう、移管が完了したゾーンを Gehirn DNS から削除します。最後の月のご利用料金は、削除が完了した日までの日数分のみご請求いたします。
Gehirn DNS をご利用くださりありがとうございました。
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